7月5日(水)、「第21回おもしろプロジェクト’16」学長賞の表彰式が学長室において開催され、
岡学長から受賞2プロジェクトの代表者へ表彰状と記念品が授与されました。
この学長表彰はキャンパスに掲示されたプレゼンポスターへの投票並びにプロジェクト報告会参加者による投票により、
2016年度に実施されたプロジェクトの中から決定されました。
投票により選ばれた2プロジェクトは、
cansat(小型の模擬人工衛星)やロケットの製作などのものづくりを通して宇宙開発を行うことで、
学生の宇宙への興味を実現させていく活動「山口学生宇宙開発研究プロジェクト(スペ研)」、
重症度判定システムを始めとした救急搬送支援システムを開発し、
地域自治体の救急活動への導入を目指す「ICT活用による救急搬送体制改革」です。
表彰式の後、応接室で学長・理事と学生による懇話が行われ、
プロジェクトの進捗状況や今後の展望など様々な議論が交わされました。
岡学長からは「山口大学にJAXAの施設ができ、データなどの利用も可能になった。スペ研の活動にも役立ててほしい。
救急体制改革についても、山口大学関連病院の協力を得ながら実用化に向けて頑張ってほしい。」
と激励の言葉がありました。
今後の活動について、スペ研代表の合志義亜さん(工学部4年)は、
「今後も山口や宇部の企業から材料を提供いただき、『山口・宇部産のロケットを打ち上げる』ことを目指します」と述べました。
また、ICT活用による救急搬送体制改革代表の山中雄城さん(医学部5年)は、
「まずは地元の宇部・小野田地区での導入を目指しているが、いずれは世界中で使ってもらえるような良いプログラムを作りたい」
と抱負を語りました。(http://www.yamaguchi-u.ac.jp/topics/2017/_6256.htmlより引用)
2017.07.18