新造機「しらさぎ2」の設計・製作

電脳飛行<2014年08月分>

今月は主に、試作機「しらさぎちゃん」の問題点の洗い出しと新造機「しらさぎ2」の設計・製作を行いました。 「しらさぎちゃん」には、主翼の強度不足により高速飛行が出来ないという大きな欠点があったため、主翼構造の設計変更を行いました。 また、ものづくり創成センターにご協力いただき、従来では手作業で切り出していた木材をレーザー加工機で切り出す方法を取り入れました。 これにより手作業では困難だった細かな加工が出来るようになり、翼型の精度向上やトラス構造による軽量化が出来ました。 その他に、胴体部分の設計変更や尾翼の設計を最適化したことにより、「しらさぎ2」は200グラムを切る驚異的な軽さで完成しました。 (しらさぎちゃんは250グラム) また、8月8日に飛行試験を実施したところ、主翼の強度不足は解消され、ハードな操縦にも耐える事を確認しました。 これからお手玉の投下機構や自動制御装置の試験を実施して、大会の「ミッション」を確実にこなすことができる機体を仕上げていきたいと思います。