種子島ロケットコンテストに、技術アドバイザーとして

電脳飛行<2016年03月分>

3月3~5日に開催された種子島ロケットコンテストに、技術アドバイザーとしてスペ研に同行しました。コンテスト会場である種子島の気候は風が強いことが特徴です。その影響でセンサ類が誤作動してしまうことがありました。そのため、ロケット打ち上げ当日のギリギリまでお互いにアイデアを出し合い、ロケットの構造やプログラムの手直しを行いました。スペ研に同行しなかった電脳飛行のメンバーとも連絡をとり、問題解決の糸口を探りました。その功もあってか、大会当日、ロケットは無事打ち上げに成功しました。鬼門であった空中でのグライダーの変形にも成功し、グライダーは見事に滑空しました。滞空時間は短かったため入賞は出来なかったものの、他大学の学生や教授およびJAXA職員との交流会の場では、電子制御を用いたロケットの技術力の高さに関して褒められることが多く、高い評価を得ることができました。この結果は、技術協力をしてきた電脳飛行としても誇らしく思うとともに喜ばしく思います。