附属農場でカメラの設置と回収

Yammalogy<2021年11月分>

今月も附属農場でカメラを設置し動物の撮影を行いました。山口大学内(主に「共育の丘」周辺)にカメラをしかけ始めた 8月・9月上旬は、カメラに映る動物はネコばかりで時々ウサギなどが映るといった状況でしたが、 附属農場にカメラを仕掛け始めてからタヌキやキツネ、イノシシと思われる動物の撮影に成功し、 高い確率でネコ以外の動物を撮影することができるようになりました。活動の中で一番私が印象に残っていることは、 木々や草むらの中よりも人が通る道にカメラを仕掛けた方が多くの動物の撮影ができたことでした。 農場によく出入りされている方が目にされた哺乳動物の中で、比較的大きな動物の多く(キツネ・タヌキ・イノシシ) は撮影に成功している一方、ネズミやイタチなどといった小動物はまだ撮影されていません。 そのような体の小さい動物が撮影できるよう来月はカメラの画角・設置位置を下げて撮影してみようと思っています。 また、撮影した動物の図鑑を作成していく予定です。(山口大学に生息する野生哺乳動物の多様性調査)