平日の天神町銀座商店街の様子
ストリーターズ<2024年6月活動報告より>
商工会議所さんへのインタビューでは、専門的な視点からの商店街の課題などを知り、そのひとつとして収益性の問題があることが分かりました。新しくお店を開こうとすると、店舗の内装の改善費用は出店者自身が負担する必要があり、その金額は500万〜1000万円程かかります。お金は、5年〜10年で回収しなければならず、それが見込めるかどうかで出店が決まるためなかなか出店することができないという問題があることが分かりました。しかし、出店して10年程経つ「よりみちカフェ」さんは、商店街でほとんど唯一収益性において成功しています。また、ハンドメイドのお店である「ほふほふ」さんは、商売としてではなく、自分たちのコミュニティの場として店舗を活用しているということも分かりました。この2店舗へのインタビューでは、イベントを開催する際は店舗に挨拶に必ず行くべきであるなど、実際に商店街にお店を持つ方しか知らない内情を知ることができました。