おもしろプロジェクト概要

山口大学の教育理念

「発見し・はぐくみ・形にする 知の広場」

社会や自身の様々なことついて驚きを感じ、多くの人と出会いそして影響を受けながら、 自らの個性を他人との協調のもと確立させ、夢をもって自らの未来を切り拓いていただきたいと山口大学は考え、 様々な教育活動に取り組んでいます。

おもしろプロジェクトの誕生

「形にするにはお金が必要」

教育理念の「発見し」「はぐくみ」の時には、頭と会話をする仲間、それ以外に必要なものとすればせいぜい紙と鉛筆でしょうか。 しかし、そうして「発見し」「はぐくみ」を経たものを、いざ「形にする」ときは必ずお金が必要になります。 1996年広中平祐(元学長)は、下記のような学生たちの会話をイメージして「形にする」ための資金提供を思いつきました。 これが「おもしろプロジェクト」の誕生です。 しかし、その年度は大学の予算配分がすでに決定され、おもしろプロジェクトに対する予算はそこに組み込まれていませんでした。 広中氏はおもしろプロジェクトの実施の(学生に資金を提供する)ために、 実施予算の大半を自身のポケットマネーから「ポン!」と差し出したそうです。

おもしろプロジェクトとは

「学生の自主的活動への資金支援制度」

おもしろプロジェクトとは、簡単に言うと「学生の自主的活動への資金支援制度」です。 山口大学では学生の皆さんが、発見し、はぐくんだ「夢」を「かたち」にするためにお金を出します。 だたしこれには当然のことながら所定の手続きをしなければなりません。 「夢」を実現するためにお金が欲しいと思ったら、募集要項をお読み下さい。 手続き方法が詳しく書かれています。

おもしろプロジェクトの特徴

「企画の制限がなく、最高支援額100万円」

おもしろプロジェクトの特徴は大きく2点です。 一つ目は、プロジェクトの企画内容については大きな制限がないということです。 卒業論文のような学術に特化した研究テーマではなく、 まさにふとした「おもいつき」を形にしようと努力してもらいたいからです。 もう一つの特徴は、最高支援額が100万円という非常に高額な支援制度であるということです。 1年間に最大100万円もありますから、プロジェクトの実施に関して経済的制限を感じることはほとんどありません。

おもしろプロジェクトの哲学

「失敗してもいい・思う存分やってみる」

プロジェクトの実施に教職員が関与することはほとんどありません(学生だけの力で実施します)。 これは、学生の自主的な活動を大学が全面的に信頼しているからです。 さらに、おもしろプロジェクトでは成果を問いません。 つまりプロジェクトに「失敗してもいい」(十分な形にならなくてもよい)ということです。 「形にしよう」とする試行錯誤にこそ山口大学の教育理念と、学生の主体的・創造的な学びがそこにあると考えているからです。 経済的制限もほとんどありませんから、「思う存分」試行錯誤を繰り返してもらいたく思っています。 おもしろプロジェクトは、山口大学の教育理念をそのまま具現化したものです。 ですから、おもしろプロジェクトを「広中山大革命の申し子」と呼ぶ人もいます。 おもしろプロジェクトの特徴や哲学は、開設時の1996年より現在までまったく変わっていません。

参加者の声

「参加してよかった・自分自身が成長できた・他では得難い経験ができた」

参加した学生のほぼ9割がこのように回答しています。 大学での自身の成長は講義や研究だけでなく、こうした課外活動からも大きな影響を受けるということがこの回答からもわかります。 また参加者の多くは翌年度にも応募し参加しようとする傾向にもあります。 おもしろプロジェクトは、大学生活における学生の皆さんの成長に大きく貢献しています。

学外からの評価

「『平成17年度文部科学省特色ある大学教育プログラム』に選定される」

おもしろプロジェクトは、学内での高い評価に加え、学外でも非常に高い評価を得ています。 その評価の一例として、文部科学省は平成17年度に「おもしろプロジェクト」を特色ある大学教育プログラムとして選定しました。 また、おもしろプロジェクト開始以来現在に至るまで、 毎年多くの大学関係者がおもしろプロジェクトの実施状況を視察するために山口大学を訪れています。