2024年度採択団体
ヤギ草プロジェクト -second season-
ヤギによる大学構内の除草を実施する。昨年度,農学部附属農場内2カ所,農獣棟中庭,東門付近の草地,アーチェリー場付近の草本調査を実施し,生えている毒草は限られていたため,ヤギによる除草は可能と判断した。今年度は,実際にヤギを草の生えている場所に連れていき,ヤギ除草を本格的に開始する。大学構内の除草をヤギ除草で行うことで環境にやさしい山口大学を目指す。
山口大学内の野良猫0プロジェクト ~山大にゃんこ大作戦フェーズ2~
昨年度より開始した学内の野良猫管理体制の拡大を図る。それにより,大学内の野良猫をこれ以上増やさず,今いる30頭を最後の世代とし,5年を目途に学内の野良猫ゼロを目指す。また,現在吉田キャンパス内で見られる野良猫に関するトラブルを解消し,大学利用者にとってより良い学内環境を整備する。さらに,学内外に向け発信する機会を通し,人々の野良猫への関わり方に対するリテラシー向上を図る。
【Light】未来の農業プロジェクト
プランターで,生育状況や生育環境の様子をモニタニングするスマート農業(ロボット,AI,IoTなど先端技術を活用する農業)を行う。帰省中や合宿中など離れていても代行して水やり等を行うような,学生生活と並行して農業に親しむことができるシステムを作る。農業に関わったことのない学生でもスマート農業によって農業を行うことができるかどうか検証する。
【Light】おたすけYU
「山口大学の留学生」のための情報をまとめたパンフレットを作成し,留学生に配布する。
パンフレットは,来日直後(9,4月)の留学生を空港から大学まで送迎するバスで配布するもの2刊分と,夏,秋,冬,に配付するものの合計5刊分作成する。前者には,生活必需品を揃えるのに必要な山口大学周辺の店舗情報や,山口の歴史を中心にまとめる。後者には,季節ごとの日本文化,留学生からの質問に答えるコーナー,旅行プランの紹介,おすすめ料理の作り方を「やさしい日本語」とイラストを用いてまとめる。
【Light】今あるものを長く大切に。
日本の家庭からでる衣類廃棄物は年間75.1万トン(2020年時点)を超える。安価な服は気軽に購入され,気軽に廃棄されている。本プロジェクトの一番の目的は,衣類の購買意識を見直すきっかけ作りである。今年度は,捨てられる服に着目する。捨てられる衣服を回収し,販売という活動を行う。販売できなかった服は業者に買い取ってもらうことで100%の有効活用を目指す。得た収益は,宇部市「ふるさと応援寄付金」を活用し,全額寄付する。その寄付金は子ども医療に関する事業及びプロスポーツ応援事業に活用される。
【Light】防府農地再生プロジェクト
防府市内の遊休農地問題,小学生地域イベント参加率が全国平均より低い問題を解決するため防府市内にある遊休農地や遊休農地になりそうな土地を借り,地域の小学生を対象とした耕作体験の機会を設ける。 小学校の自由科目の一環として小学校とも連携する。
また,このプロジェクトに参加した児童が,次年度以降次の参加児童に教える機会を設けることで,継続性のあるイベントにすることを目指す。
【Light】農ある私たちはお野菜を見せびらかす
①新長州ファイブが管理している畑を観光農園とすることで,地域の子供たちへ農業体験の場を提供する事。
②収穫物を子ども食堂へ提供すると共に,子ども食堂の運営にも携わる事。
③収穫物の一部を道の駅やJAで販売し,その収益で活動をより拡大していく事。
④本学の医学科学生団体への試料提供。
⑤耕作放棄地を農地として活用する活動を広めていく。
【Light】商店街活性化で地域も明るく
現在の防府市天神町銀座商店街では空き店舗やシャッターが降りている店舗が5割を超えている。出店者を募って土日限定の定期市の開催を計画する。この計画によって賑やかな商店街を地域住民に経験してもらいたい。商店街の雰囲気改善と出店数を増加させることに目的を設定し,商店街において継続的なイベントの実施及び,多くの人が訪れる商店街を目指す。
【Light】地域に根ざしたイルミネーションをしよう!
本プロジェクトは「山口市がクリスマス発祥の地」であることを山大周辺地域の方々のみならず,より広範囲の地域の方や山口に訪れた観光客の方にも知ってもらうために企画したものである。例年の山口大学吉田キャンパス正門へのイルミネーションに加え,防長バス(株)に協力を依頼し既に12月の山口市を走っている「クリスマスバス」のパワーアップを行う。山大生と山大周辺地域に住む方々だけではなく,より広範囲へのアプローチを行いたいと考えている。
野球好き、いや野球大好き ~中学生のための交流会~
部活動の地域移行が令和8年から本格始動されます。友人と練習してきたことを発表する場や他校との試合,地方大会や全国大会の実施等,様々な課題があると思います。
私たちは野球が大好きな中学生を対象とした交流会を開くことにより,中学校の生徒同士が交流を深め,地域移行が始動した際にも,安心して仲間と野球ができる環境作りをしたいと思います。
技術力の向上だけでなく,仲間意識や協調性を高め,未来の野球界や地域活動・地域教育に貢献できる人材の育成,山口大学に進学し多方面に活躍する人材の育成をする場とします。
Bamboo.01
活用されにくい放置竹林にインスタレーションを通してスポットを当てるプロジェクト。
放置竹林の竹を活用してししおどしとそれに付帯する屋根,土台などをデザイン。
設置は複数箇所,複数日にわたる。その様子を撮影する。
作品は雨後の筍のように,SNSで更新される。
雨の日のあと次々と。
雨の日が少しでも楽しみになりますように。